続・ストレス・・
朝晩の気温がググっと下がって秋を感じるようになりましたが、皆様体調はいかがでしょうか?
この時期は学校のイベントが多い時期だと思いますが、疲れやストレスを溜め込まずに体調管理をしていきましょうね!
ちょっとくどいですが、今回もストレスのお話です。
ストレスは誰にでもあるものですが、思春期は特にストレスの多い時期です。ストレスの感じ方も人それぞれ。例えば同じ出来事が起きても、自分にとっては大きなストレスなのに他の人は全然平気だったりします。同様に、大人からみたら『些細な出来事』でも、思春期世代には『大変な出来事』なんですよね。子どもには大きなストレスなのに出来事に対する感じ方の違いから「それだけで?」「そんなことで?」と言われてしまうと子どもの辛さは倍増・・。「話さなければ良かった」となってしまいます。ストレスは完全に無くなるものではありませんが、長過ぎたり重過ぎるストレスは体調を崩すことにもなりかねません。一人で歯を食いしばって我慢する、自分を傷つける・・では苦しすぎます。
大人でも難しいストレスコントロール。成長途中の思春期はストレスの対処方法も十分に身に付いていません。そんな思春期世代の辛さを和らげることができる大切な緩衝材の一つが『周囲の支え』です。真剣に話を聞いてくれる人や支えてくれる人がいるかどうかは大きな意味を持ちます。誰かに相談することは効果の高い健康なストレス対処方法ですから、子どもたちが「相談して良かった」と思えること、「安心できる居場所があるんだ!」と思えることは、不安定になりがちな思春期にこそ必要なことだと思います。子どもたちが健康に思春期を乗り越えられるように、いろいろな立ち位置にいる大人が近くで支えていけるといいですね!